ヘッドホン祭行ってきたやでPart2(acoustic effect編)

ヘッドホン祭に行ってきましたシリーズをしばらく投稿することになると思います。今回は某有名ブログの中の人にコレいいから聞いときなよ、と言われたメーカーをご紹介したいと思います。

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っていうメーカーです。あ、これだけだと流石に雑すぎるんで、ちゃんとやります。

acoustic effectってメーカーです。当初「イヤーピースくれるらしいよ」、とか、「袋くれるらしいよ」、とかの話を聞いて行こうと思いました。(やたらパンフとかもらうとこういう袋とかはありがたい)

追記(2015/5/19 20:20)


メーカーさんの公式twitterより貸出サービスを検討していることがわかりました。当面は専門店での試聴機予定が製品個体毎の測定を行う都合上出来ないための措置みたいです。なお、カード決済のみ1500円、別途送料を頂戴するとのことで期間は1週間、全製品を対象に行う模様です。1500円ならまあ、有料ですけどレンタルの際の補償なども考えたらこんなものだと思います。無料だったら殺到してしまいますしね。せっかくなのでこの記事を見てとりあえず借りてみたいという方、おられましたら申し込んでみてもいいと思います。

とはいえ、まだ決済のシステムの都合上申し込みできないんですけどね…。

追記おしまい。


そして行ってみたのがこちら

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イヤホンはちょっと引っ張るとして。このメーカー、化粧箱のネジ一本まで全て国産にこだわりまして、何なら布製ケースは他社とのコラボで作りました、というかなり物欲刺激ポイント満載なメーカーでした。全部国産じゃなくなるから、ってコンプライ使えるけど入れてないとか言ってましたからね…。webからの受注生産限定らしいのですが、祭ではわずかですが先行販売されていました。良い値段するので即IYHとはなりませんでしたが、初日に聞いて二日目にフォロワーさんを連れてったら買うって言ってましたよ。ではイヤホンです。

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こちらのイヤホン、音のバランスが良いのは勿論のこと、耐久性や、実用上問題になるプラグの形状までしっかりと細部へのこだわりも行き届いていたモデルとなっていました。純銀線ボイスコイルの採用の有無、そして2ピンプラグによるリケーブル対応の有無の計4パターンがバリエーションとしてございまして、確か写真のはYSM-01,そして見切れてるのがYSR-03/R、リケーブル対応モデルです。02/S,04/RSが純銀線ボイスコイル使用モデルとなっております。個人的にはそんな番号振らんでもYSM01無印にS,R,RSでよくね、と思ったんですがダメすかそうですか。

なおリケーブル対応モデルに関しては耐久性の問題として抜き差しを何度もしていると削れて行ってゆるくなるのでは、という疑問がありますが、メーカーの方のお話によると、イヤホン内部の端子は金属に焼きを入れており、削れるのはオス側、つまりケーブル側のみ、となるようにしているとのことでした。

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これがリケーブル対応モデル。いやあ本当に綺麗なイヤホンで、こんだけ綺麗だと飾りたくなりますね。なんかスタンドとか使って。それこそ鳶屋家電とかにありそう。そしてもう少し構図とか時間かけて写真撮っておけばよかった。イヤマジで初日の俺体調的に死んでたのが悔やまれる。そして更に残念なのが後で見たらケーブル外してイヤホン単体の写真撮ったのにそれが盛大にボケてることですね。いやあちょっとアコエフさん実機撮影用に貸していただけませんか撮り直したいんで(そして聞き倒したいんで)…って感じですハイ。

ここでまた追記(2015/5/19/20:15)。


なんと、記事を書いていたらメーカーの方から直接この画像使ってください!と画像を頂きましたのでそちらを掲載することにします!

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いやあTwitterでDM飛んできたときには何事かと思いましたがありがたいことでございます。というわけで内部がこのようになっております。このケーブル、MMCXではなくFitearなどが使っていた(今もかな?)2ピンプラグですね。このイヤホン内部はしっかりと焼きを入れた端子で出来ているということでございます。追記おしまい。


そして全てのモデルで、自社サイトからの購入をしていただいた方には製品ごとに周波数特性グラフを同梱の上発送、つまり各製品それそれをキチンと一つ一つ検品し、確認の上で発送されるということでした。…とまあここまででも大分マニアが喜びそうなことは一通りやってる感じがあるのですが、ダメ押しでもう一つ。このイヤホンの再生周波数帯域は20-20,000Hzと表記していますが、測定範囲は20-90,000Hzとなっております。DSC0600

ちょっとボケてますがこんな感じ。いや、それはいいお値段するわ。うん。

イヤホンが入ってる化粧箱はリケーブルの有無によってサイズが異なるとのことです。画像は上であげた通りですが、大きいの方がリケーブル対応モデルの箱、小さめのは非対応モデルとのこと。

それでは肝心の音質傾向行ってみましょうか…今回はイヤホンは全てZ3c直差しで聞きました。荷物の関係上nanoiDSD入れてるスペースがなかったんですな。ええ。

今回聞いたのはYSM-03/Rと同04/RSです。03を先に聞いたのですが、低域の割に高域が若干控えめ、とかを除くとアコースティックな響きが心地よい素性の良いイヤホンでした。低域及び中域の質は値段相応のレベルになっていますが、高域はやや課題が残る感じでしたね。それでも並のイヤホンよりはいいのですが、値段が値段ですからね。基本的にクラシックなどにはいいんではないでしょうか。クラブサウンドとかもいけるとは思いますが、この値段帯のイヤホンを買う方なら他もご検討の上でどうぞ。と言ったところになります。

そして2日目にYSM-04/RSも聞きまして、純銀線ボイスコイルの効果やいかに??といったところですが、これがまた高域にかなり効果的に効きましたね。相当良い感じです。筆者が買うならこっちかな。最後にスペックと値段を書きますが、インピーダンスが純銀線ボイスコイルモデルだと11Ωとかなり低くなっている(大体のイヤホンは16Ωから先です)こと、また感度も110.0dB/1mWと高いのでZ3cのような駆動力がそこまで無いDAPでも快適に使えるモデルになっていました。ノイズが気になるところですが、試聴機で聞いている分にはほぼ気になりませんでした。

なんだか下手に多ドラなカスタム使うよりだったらこっちでいい気がしますねえ、個人的な印象ですが。もともとカスタムの多ドラをそこまで好きじゃないってのもありますので、そこんとこは書いておきますね。個人的なおススメのジャンルとしてはハイレゾ音源などのソースがしっかりした曲ならだいたいなんでも、といったところですかね。ただ最近のハイレゾでも録音が怪しいのもあるので(〇色とかな、某アレのOPの)別にハイレゾに限らずしっかりした録音の曲で聞いていただきたいですね。低音大好きな筆者ですが、珍しくそこまで低音がそこまで主張の強くないイヤホンなのにハマりましたねえ。これ、おススメですよ。なかなかのお値段しますけど。

それでは最後にスペックとお値段書いて終わりにしたいと思います。それではまた次の記事でお会いしましょう。

あ、なんでもyoutubeに紹介動画上げてくれるんならなんかいいことあるみたいなこと言ってました、MCNに入ってる方とか居ましたらやってみてはどうですか。ウチの読者でいるのか知らんけど…

価格


acoustic effect YSM-01 ¥34,000

acoustic effect YSM-02/S ¥46,000

acoustic effect YSM-03/R ¥44,000

acoustic effect YSM-04/RS ¥56,000

別途消費税

スペック


構成 : バランスド・アーマチュアー(独自開発完全国産ドライバー、詳細非公開)

再生周波数帯域 : 20Hz-20,000Hz(測定範囲:20Hz-90,000Hz)

出力音圧レベル(@1KHz)

112.0dB/1mW : YSM-01 & 03/R

110.0dB/1mW : YSM-02/S & 04/RS

メーカーHP及びSNS


HP : http://www.ac-ef.jp/

Twitter : https://twitter.com/acoustic_effect

Facebook : https://www.facebook.com/pages/Acoustic-Effect/1383727421948788

Instagram : https://instagram.com/acoustic_effect/

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